2018年8月8日水曜日

ライオンの日

ビアホールの話ではありません。あさって10日は危機に瀕するライオンの現状を心配するいい機会となる世界ライオンズデーに制定されているんです。
 
レッドリストを作成している国際機関によると地球上のライオンの総個体数は多く見積もっても四万頭を割るくらいだとか。ケニアの野生動物公社による古いデータではケニア全体で二千頭。今はもっと少ないでしょう。マサイマラ周辺にはそのうち600頭くらいがいると思われます。ケニアへの日本人訪問者数はエボラとテロ後に落ち込んだまま年間8000人くらいから回復していないみたいです。好意的に見積もってその半分が観光客だとして、ライオンを見ないで帰る人はいないでしょうから本物のライオンを知る人が毎年4000人ずつ日本で増えていることになります。みんなでライオンを応援しよう。

2018年8月7日火曜日

川渡りはじめました

昨年より遅いですがマサイマラを南北に流れるマラ川でもヌーが渡るようになったそうです。世界で唯一日本語でヌーの最新情報が「日本語で」得られるサイトはこちら。明日にでもケニアに飛んでこの宿に四泊したら感動を呼び起こすであろう川渡りのドラマに立ち会えると思います。
 
https://m.facebook.com/MpataSafariClub

2018年7月31日火曜日

ケニア寿司三昧

空中を飛翔したい、という共通の目的の為に鳥とコウモリは全く異なるアプローチを取りましたけども今はどっちも空を飛べています。そんな現象を並行進化と呼びます。
 
週末にケニア最大手の携帯電話会社で見かけたこの広告。日本のすしざん○いを想起させつつ、前述の並行進化の結果と考えるなら不思議はありません。どちらも人類共通の度合でお客様を歓迎したい、という気持ちから発出した表現なのでしょうから。

雨に弱い空港

計画性と予算が無いナイロビの国際空港では雨が降ると利用者は冷たい雨に濡れる以外になす術はありません。数週間ぶりに日中に降ったので、昨日は二歳の幼児を含む大事なお客様を雨中に数分立たせることとなりました。どのケニア人に問題提起しても「雨は命の源」とか言うだけで取り合ってくれないんですよ。

2018年7月27日金曜日

一泊1240ドル

キリンと一緒に食べる朝食のシーンがインスタ映えしないはずがないジラフマナー@ナイロビですが、来年も強気で10%値上げするそうです。狭くて浴室に難のあるスタンダードルームが最も安いですが、それでも一泊あたり13万円以上します。寝て食べてキリンと触れ合うだけでこの値段。。公式ウェブサイトで部屋の空きはすぐに調べられますが、この値段でもほとんど毎日満室です。

ヌー来たる

ケニアの全国紙でもヌーの到来が取り上げられています。昨年、一昨年より一ヵ月は遅い到着になりました。別の紙面ではタンザニア政府が乾季にもかかわらずマサイマラへ続く道を野焼きして一日でも長く群れをタンザニア側に引き留めようとしている、という指摘もなされました。お金を生むドラマになりつつあるので両国ともに必死です。

2018年7月23日月曜日

キチュワテンボも10%アップ

リノベーションもしていないしバイキングの食事も多いマサイマラのキチュワテンボ・キャンプですが、来年は一割の値上げになるそうです。オーナーが政治家だから強気なのでしょうか。参考までに自分のテントのすぐ前に草原が広がっている「スーペリア・ビュー」ルームの定価は一部屋1,600ドル。日本円で9万円弱でしょうか。そこからどのくらい引いてもらえるかは実績と交渉力に左右されます。

熊本のキリン

飼育下のキリンが熊本市の動植物園で死んだみたいですね。写真を見ると模様がブドウの葉っぱみたいにギザギザだったので種類としてはマサイキリンでしょう。安らかに。
 
で、手元の本を繰ると雌は4歳頃からお母さんになれるそうです。11歳で亡くなったのなら短すぎた人生だったと言うことはないでしょうが、あの大地震で精神的にダメージを受けた恐れがあったりしないかなあ?