2015年5月18日月曜日

世界初のパンケーキ

ガバナーズの話をもうひとつ。
 
草原を背に青空の下で食べる着陸後の朝食は格別なもんですが、ふと目をやると仮設キッチンの火種がなんと使い古しの気球のバーナーではないですか。弱火にしたって強すぎませんかってシェフに突っ込みましたが笑っていました。今度乗ったらチェックしてみてください。パンケーキとスクランブルエッグはまさにこの火で調理されて出てきたんです。

2015年5月17日日曜日

気球も値引き中

西マサイマラに拠点を置くガバナーズ・バルーンが6月まで参加費を86ドル下げて409ドルでやっています。着陸後の乾杯をシャンペンではなく南アのスパークリングワインで行うのはこの期間中だからではなく以前からです。
 
閑散期の難点は自分が飛びたい日に最低参加人数を満たすかどうかの一点だけです。4人いないと飛ばしてくれないので参加を考えている人は予備日を設けておきましょう。

2015年5月16日土曜日

水増し分は誰の手に

確かにウガンダや海岸地方の都市に飛んでいるFLY540は2タミを既に利用しているそうです。
 
昨日の開所式では大統領がなぜかぶちきれて機体からターミナルの間を運行している大型バスのレンタカー代金が毎月230万円であることを暴露しました。関係者は逮捕するそうです。空港管理会社の取締役も汚職の容疑で60日の出社停止中です。国内に複数のホテルを展開するサロバグループの誰かが新聞紙面で「安全アピールに何億も使うより先に治安回復と汚職の撲滅だろ」って怒っていました。

2タミ開業、でも

ケニアの空港管理会社によるとターミナル2というのをオープン済みで、明日は大統領による開所式をやるそうです。
 
しかし彼らのウェブサイトを見てもどのキャリアが引っ越すのか書いてないので、結局はいつもどおりに利用者が現場に行って自力で右往左往して情報を掴むほか無さそうです。噂ではザンジバルなどに飛んでいるLCC的なFLY540という会社が2タミを使っているようです。

2015年5月15日金曜日

ケニア日本並み

成田では廃止されたって人づてに聞きましたが、ナイロビでは国際空港の入口に格好良い検問所ができました。国内テロの撲滅に真剣になったみたいです。
 
自家用車、公共バスに関わらず乗客は車から降ろされて徒歩で警官が待ち構えるボディチェックに向かいます。すぐ横にトイレもあります。手続きを終えたら少し先の青空の下まで進んで(雨だったらどうするのか)自分の車を見つけて再度乗り込みます。悪い警官もいますのでパスポートなどの貴重品は車内から抜き取られないように面倒でも身につけておいたほうがいいですよ。

2015年5月14日木曜日

縮むパーク

ナイロビアンに週末サファリまたはピクニックの場を提供してきたナイロビ国立公園ですが、バイパス建設のために北側の境界を4キロに渡って削り取ることが政府内で合意されました。私が計算した結果、その面積は東京ドーム8個分に相当します。引き換えとして隣接する同じ面積の土地を高速道路公団が買い取ってくっつけるそうです。首都にライオン30頭を抱える、世界でも例を見ない公園だけに開発とのバランスをうまく取りながらケニアの知恵を世界に見せつけて欲しいものです。

90億円レスキュー

6月が年度末になるケニアですが、来年度の観光販促費に90億円を計上するそうです。一気に6倍以上に跳ね上がります。
 
写真のマリンディやワタムなど欧州に絞って経営していたホテルの今の占有率は1割以下だそうで、ようやく政府も肩入れする気になったようです。これまでは散々騒いで惨状を外国向けに発信したり、逆切れして危険情報を出した欧米(日本は悲しいことに一度も言及されていない)を非難してたりしましたが誰も助けてくれなかったので自分でやることにしたみたいです。南アはナショジオと組んでプロモビデオを作ったりしていますから、ケニアはBBCとやったらどうでしょう?

2015年5月10日日曜日

エボラ終息宣言

一歩進んで二歩下がる状態がしばらく続いていたリベリアですが、ついにWHOがエボラの終息宣言を昨日出しました。42日間で新規感染者が出なかったことを受けたものです。
 
この勢いで他の二カ国も頑張って終わらせて欲しいものです。アフリカの大地からぐんぐん上っていく太陽に私の希望を重ねて見てしまったのは誰にも責められないはずです。