2015年5月16日土曜日

2タミ開業、でも

ケニアの空港管理会社によるとターミナル2というのをオープン済みで、明日は大統領による開所式をやるそうです。
 
しかし彼らのウェブサイトを見てもどのキャリアが引っ越すのか書いてないので、結局はいつもどおりに利用者が現場に行って自力で右往左往して情報を掴むほか無さそうです。噂ではザンジバルなどに飛んでいるLCC的なFLY540という会社が2タミを使っているようです。

2015年5月15日金曜日

ケニア日本並み

成田では廃止されたって人づてに聞きましたが、ナイロビでは国際空港の入口に格好良い検問所ができました。国内テロの撲滅に真剣になったみたいです。
 
自家用車、公共バスに関わらず乗客は車から降ろされて徒歩で警官が待ち構えるボディチェックに向かいます。すぐ横にトイレもあります。手続きを終えたら少し先の青空の下まで進んで(雨だったらどうするのか)自分の車を見つけて再度乗り込みます。悪い警官もいますのでパスポートなどの貴重品は車内から抜き取られないように面倒でも身につけておいたほうがいいですよ。

2015年5月14日木曜日

縮むパーク

ナイロビアンに週末サファリまたはピクニックの場を提供してきたナイロビ国立公園ですが、バイパス建設のために北側の境界を4キロに渡って削り取ることが政府内で合意されました。私が計算した結果、その面積は東京ドーム8個分に相当します。引き換えとして隣接する同じ面積の土地を高速道路公団が買い取ってくっつけるそうです。首都にライオン30頭を抱える、世界でも例を見ない公園だけに開発とのバランスをうまく取りながらケニアの知恵を世界に見せつけて欲しいものです。

90億円レスキュー

6月が年度末になるケニアですが、来年度の観光販促費に90億円を計上するそうです。一気に6倍以上に跳ね上がります。
 
写真のマリンディやワタムなど欧州に絞って経営していたホテルの今の占有率は1割以下だそうで、ようやく政府も肩入れする気になったようです。これまでは散々騒いで惨状を外国向けに発信したり、逆切れして危険情報を出した欧米(日本は悲しいことに一度も言及されていない)を非難してたりしましたが誰も助けてくれなかったので自分でやることにしたみたいです。南アはナショジオと組んでプロモビデオを作ったりしていますから、ケニアはBBCとやったらどうでしょう?

2015年5月10日日曜日

エボラ終息宣言

一歩進んで二歩下がる状態がしばらく続いていたリベリアですが、ついにWHOがエボラの終息宣言を昨日出しました。42日間で新規感染者が出なかったことを受けたものです。
 
この勢いで他の二カ国も頑張って終わらせて欲しいものです。アフリカの大地からぐんぐん上っていく太陽に私の希望を重ねて見てしまったのは誰にも責められないはずです。

2015年5月9日土曜日

銀メダルは無事か

有森さんの実況により日本でも有名になったケニアのランナー、ヌデレバ選手ですが、先日自宅に強盗が入り50万円相当の金品を失ったそうです。怪我はなかったとか。
 
知らなかったのですがオリンピックでの二度の銀に加えボストンやシカゴで優勝しているのに今も現役の公務員(刑務官)だそうです。たぶんタレント業などやらないってポリシーの持ち主なのでしょう。本国では「キャサリン・ザ・グレート」という最高位の賛辞が送られています。

2015年5月8日金曜日

デヴィド・シェルドリック

数年ぶりに訪れたゾウの孤児院は様子が少し変わっていました。ゾウさんが連れて来られるエリアは小さくなり、サイの代わりにダチョウが厩舎から一緒に出てきました。
 
我々が立って見学するエリアとゾウさんの間にロープが張られているのは昔と一緒。こっちが身を乗り出してはいけませんがゾウさんから体をこすりつけてきた場合にはこのようにタッチすることが許されます。超大国の国務長官に限りルールは緩和されたかもしれませんが。

2015年5月7日木曜日

ケリー自撮り

ケリー国務長官の2日という短いケニア滞在の中でもゾウの孤児院に立ち寄って、さらに嬉しそうに自撮りする姿がこちらでは話題になりました。忙しいようで翌日にはソマリアへ発ちました。
 
この施設は妥協をせずに一日に11時から一時間しか見学者を入れません。入園料はたったの650円。土地を借りている野生生物局とケンカしているみたいでメイン道路からの入り口に看板が全くかかっていないので車で行くときに注意がいります。皮膚のゴワゴワ感や表面に生えている剛毛に気づける点でサファリ前に訪れる価値があります。