2020年6月3日水曜日

ケニアのライラック

マサイマラなどで見られるライラックニシブッポウソウは飛翔時の翼裏面に現れる瑠璃色が印象に残りますが、英名にもあるように喉から胸にかけてのライラック色も特徴的です。ヨーロッパではライラックはこのような薄紫色の花を咲かせるみたいです。先日私が函館で見たライラックはアジア地域に分布する別種で、だから色が白っぽかったのだと検索の結果、知りました。またフランス語ではリラと呼ばれることも学べてよかったです。

2020年6月2日火曜日

おうちサファリ@函館

報告が遅くなりましたが、4月からコロナ疎開を目的に日本に戻っています。来週月曜にはケニア航空が二ヶ月半ぶりにナイロビへの運行を再開することもあり、帰国中に目に留まった「サファリネタ」を整理してみようと思います。
 
一発目は函館で目にしたライラック。当地では春先に咲くことから人々の気分を明るくしてくれるお花でもあります。この花の名を冠した鳥がケニアの国鳥になっていることをどのくらいの人が知っているでしょうか。私の場合、鳥の方は知っていたもののその花を意識して見たのは初めてで、いい経験となりました。

2020年4月21日火曜日

カタール航空頑張る

こんな状況にも関わらずカタール航空はドーハ・成田間を通常運行してくれています。おかげで先日のケニアから退避した邦人は無事に日本まで乗り継げました。
 
機材は最新のエアバス350です。コクピットの周りの狸みたいな黒塗り部分が印象的。コロナ禍が終結して昔のようにケニアへ向かう観光客の半分がカタールを使うような状況が早く戻ってきて欲しいものです。

2020年4月11日土曜日

ドーハのラウンジ解禁

しばらく前にドーハの空港にあるラウンジの一つがプライオリティパスの会員でも利用できるようにはなっていたのですが、今回そのアルマハ・ラウンジに行くチャンスを得ました。
 
ドーハの空港はドバイに比べて小さいですからアクセスも容易。エレベーターで二階に進んで入室するとコロナの影響でガラガラでした。シャワーは無料でタオルも備え付けてありました。アルコール類はハイネケンとグラスワイン、食事は軽食中心のバイキングでした。ちょっとウィルスが怖かったですけど。二年後のワールドカップ開催中ならこの場所は超ごった返すはずです。

2020年4月3日金曜日

コロナの原因

英語のニュースですがコロナウィルスの発生源はセンザンコウという動物かもしれないそうです。東南アジアからインド、アフリカにかけて見られる、全身がひし形の鱗で覆われている動物です。アルマジロのように外敵に襲われるとボール状に丸まって防御します。
 
ケニアやタンザニアでは草原やサンブルのような潅木地に暮らすグラウンド・パンゴリン(英名)がいるそうです。しかし昼間は穴に隠れているので長年ドライバーをやっている人でも見たことのある人は少ないそうです。ある図鑑にはタンザニアのンドトゥからセレンゲティのナアビ・ヒルまでの間のエリアで遭遇する確率が高いと書いてありますが、ナイトサファリか日の出前に車を出さないと会えないでしょう。無論、私も出会ったことはありません。

2020年3月26日木曜日

全世界レベル2

外務省が発信する危険情報には過去14年間振り回されてきました。2008年の1月には選挙で荒れたからと言って全土がレベル2になって観光業が壊滅しました。
 
数ヶ月後にはレベル1の「十分注意」に下がったものの、2014年の9月に今度はエボラとテロの脅威を合わせ技に使って再びレベル2。旅行中の人がたくさんいたので安心してもらうのに苦労した覚えがあります。
 
ここへ来てコロナを理由として全世界で危険レベルが2になるそうです。世界のどこにも不要不急の用事が無い限り出かけるな、というお触れです。ケニアはすでに国際線の全てが停止しているので影響はないですが、台湾とかニュージーランドとか比較的感染者の少ない国でぎりぎり飛行機が運行しているような土地にもお上は行って欲しくないようです。日本の観光業界にとっては死刑宣告となりました。

2020年3月25日水曜日

ケニアはロックダウン

本日を持って全ての航空便は停止しました。国力の小さいケニアなので経済活動をストップさせてまでウィルスの蔓延を防ぐ必要があるのだろうか、と思ってしまいます。病気そのものよりも失職者が増えて治安が悪化することを私はより恐れています。国立公園の収入もほとんどゼロなのでレンジャーだった人が首になった後で密猟に手を染めるのも怖いです。レストランも全て閉店。サファリリンクの待合室でジェノベーゼのペンネを次に食べられるのはいつになるのでしょう。。

2020年3月21日土曜日

ケニア入国禁止中

コロナウィルスの問題を受けてケニアも観光客の受け入れを18日の零時から停止しました。道路も空港も閑散としていますが青空は広がっています。
 
今回の措置は30日続けるそうなので、来月中旬には解除か継続かがはっきりします。中国や日本の対応から学ぶ時間があったらしく、19時半以降のバーの閉店や公共バスで一席ずつ空席を作る、など斬新な対策が実っているのか、いまだに感染者は7名です。すぐにとは言えませんが6月くらいならサファリは再開できると思うので、先のことでも気になる場合はお気軽にご相談ください。