2017年11月2日木曜日

ケニア再当選

月曜30日の夕方、ケニアの選挙結果が発表され、一度目と同じ候補が当選しました。
 
今後ですが、選挙結果に対しての不服申し立ての締め切りが月曜11/6の真夜中です。今のところ野党党首は訴えはせずに市民運動を通じた革命を目指す、と意味の分からない方針を発表しています。大使館の発出情報では一部のスラムを除いて全土で平穏な状況が見られるそうです。11/14に就任式が無事に行われたらその後は大がかりな抗議運動は収まっていくと思われます。

2017年10月27日金曜日

ケニア集計中

野党が強い地方都市を除けば昨日の投票は静かに終わったそうです。今朝からテレビでは集計の中継と討論会が流れています。
 
ボイコットと妨害行為のせいで投票率が少なすぎたようで、2010年に作ったばかりの憲法に照らすとこの点も問題になるみたいです。若い国ではいろんなことがスムーズには行きませんね。

2017年10月26日木曜日

ケニア投票ライブ

夕焼けを「ホワイトバランス:蛍光灯」に調整して撮るとこんな感じになります。
 
今日はケニアで大統領選挙のやり直し投票の日です。現地の朝7時からテレビで状況を追っていますが、大半の投票所は平和だそうです。警察からの事前情報に沿った形でスラム街、ミゴリ、モンバサでは野党のサポーターが投票行為を実力で妨害しているみたいです。開票は今日から7日以内に行われます。

2017年10月17日火曜日

投票が終了(衆院選だけど)!

投票日まで10日も無いのに候補者の数を二人から7人に増やせって言われて困っているケニアの選挙管理委員会と比べると日本の衆院選はすごいですね。私は在外選挙認証を持っているので早速11日に投票を済ませました。今日くらいに速達扱いでケニアから送るんでしょうね。22日には届いていることでしょう。まあ生まれて50年くらいの赤子みたいな国家と日本を単純に比べることは無意味なんですけどね。こちらの選挙は26日に予定されていますが、暴力を用いてもプロセスを妨害したい勢力がいるので彼らの行動次第では選挙が流れる可能性もあります。

暗い先行き

雨季の到来が近いことを感じさせるマサイマラに二泊してきました。夕焼けを撮るならフィグツリーキャンプに泊まることをお勧めします。

さて、ケニアの再選挙はこの雨雲のように怪しくなってきました。数ヶ月以上も仕事が低調になって生活が困窮しても構わず選挙に命をかける陣営が最初は押されていたのですが、最近になって新規の戦術を用いたことにより息を吹き返しました。彼らの計画がうまく行くと選挙は流れて、一月までにゼロから用意して行うことになります。働いている人はいい加減にして欲しいと皆こぼしています。

2017年10月10日火曜日

エボシドリ

サファリとは例えてみると大型ホテルの食堂に並んだバイキングみたいなもんで、アフリカに降り立った旅行者の眼前には様々な料理が並べられています。どれを選択するかは自分の好みであり、到底一回の旅では全品を制覇するのは無理です。その意味では回数を重ねるごとに鳥にハマっていく人もいるようです。
 
こちらは和名エボシドリで、サバンナか疎林で見られます。大きな声で急に鳴いて肉食動物の狩りの邪魔をするとも言われていて、英名はGoAwayバードです。親戚のTuracoも冠羽があって赤や緑の極彩色が美しい鳥なのですが見かけるのは稀です。

2017年10月6日金曜日

ンゴロンゴロも7000円値上げ

七月に新しい税制により最大で一泊あたり59ドルも値上がりすることになったタンザニア。今度はンゴロンゴロでも同額を、こちらは12月から徴収するそうです。セレナやソパなどクレーター沿いにあるホテルからは値段変更の通達が届き始めている中、すごいですね、写真のクレーターロッジは値上げ分を自分で吸収してくれるそうです。値上げ分を消費者から徴収できないとかいって半分を下請け業者に押し付けて来た、そして今度も押し付けてくるであろう日本の旅行会社(複数ある)とは偉い違いです。まあ値段も一泊一部屋30万円だからなせる業とも言えますけどね。

2017年10月4日水曜日

カバを見習ったら

大統領選挙の再投票まで残り22日となったケニアの出来事を並べると怖い印象を与えるかもしれません。
 
・ケニア最高学府であるナイロビ大学で学生デモ、オフィスが消失してキャンパスが無期限閉鎖中
・無用に長引く選挙活動の影響なのか経済成長率が5%を下回る予想
・格付けムーディーズがケニアの評価をダウングレード
・選管と野党候補がミーティング、しかし決裂
 
政治家も支持者もちょっとだけ力を抜いてカバみたいに昼寝できないものかねぇ。