2016年8月31日水曜日

TICAD去ったけど

会議の期間中にもしテロや大失敗があったら観光業にとって逆に大打撃になると気が気じゃなかったのですが、私の心配をよそにスムーズに終わってほっとしています。
 
他国での盛り上がりに追随する形でケニアも遅ればせながらマイス、マイス(会議、展示等のビジネス需要の誘致)と叫び始めてから数年が経ちますが、このところの実績は確かに立派でして、昨年の7月にはオバマ大統領も参加してのアントレプレナー会議、続いて12月にはWTO総会を開き、今年は5月にディカプリオ、7月に別の国連会議、最後にこのTicadですから能力と経験はかなり鍛えられてきています。次に目指すべきはW杯かオリンピックかな?
 
(写真左の茶色が国際会議場)

TICAD2日目(だった)

27日の明け方に市内でだけ雨が降ったそうで、徒歩40分の私の家のほうでは全くそんな雰囲気はありませんでした。大臣を濡らしてはいけないと前日に10本の傘を買い込むほど準備側は気合いが入っていたんですけども。
 
台風10号のせいで羽田が使えなくなる恐れが途中で出てきたそうで、首相ご一行は予定を早めて帰ってしまいました。安倍さんにはマサイマラを是非見て欲しかったんですが(そしてその後のナイロビ危険度解除宣言も)。。会場付近では昨日くらいまで撤収チームが忙しく働く姿がありました。

2016年8月27日土曜日

TICAD第一日目

期間中、インタコンチネンタルとヒルトンの間の道路にアフリカで最も安全なエリアが作り出されております。車両はブロックされ警察と警備隊が目を光らせているからです。いつもこんなだといいのですが。ルワンダみたいに。
 
会場の横に日本の国旗が翻っていました。奥のエリアにはテント村が出現して日本企業がお店を広げています。ケンピンスキーでは日本から呼んだシェフが期間限定メニューを提供しています。要予約の懐石でひとり六千円強だそうです。行きませんけども。

2016年8月26日金曜日

TICAD始まります

私が十年住むナイロビに安部首相がやってきました。もしプラス10年住んでみても日本のトップがもう一度来ることはないでしょう。
 
空港に双子のジャンボジェットが駐機しているのを見て、久しぶりに世界第三位の経済力を実感しました。日阿で共に発展したいのなら自分に何ができるのか一晩だけ考えてみようと思いました。会議の本番は明日からです。首相の車列の中に二人知り合いが採用されています。

2016年8月21日日曜日

八年ぶりの金メダル

ケニアの日曜昼下がりという時間の中継となった男子マラソン。徒歩圏内のスポーツバーをのぞくと人影はまばらでした。他部族の隆盛は自分達にとっては相対的な地盤沈下につながると考える人は多いですから無理もありません。ちなみに伝統的に長距離選手を数多く輩出しているのはカレンジン族とキクユ族です。

レースは中盤まではケニア、エチオピア、ウガンダとただ一人のアメリカ人を加えた集団が引っ張り、30キロを超えたらケニアのキプチョゲ選手が10秒の差をつけて独走しました。入賞した面子を見るとウガンダとケニアのハーフとか、エチオピア出身だけどバーレーンに帰化した奴とか、結局イーストアフリカ人ばかりでした。

2016年8月18日木曜日

ケニヤンうどん

丸亀製麺のケニア支店で初めて焼きそばにありつくことができました。売り切れのことが多いので。

満腹になること請け合いのボリュームいっぱいの食感でした。ヒルトンから近いので来週から大挙訪れる日本人出張者の心の渇きを満たす食事になることでしょう。照焼きチキンがごろごろ添えてあって約600円でした。

泳ぐに不適切


日刊紙によると昨晩、ナイロビにあるヒルトンホテルの温水プールで女性がおぼれて帰らぬ人となりました。同伴していたのがエジプト航空のパイロットだったというのも怪しいですが、ウェストランズという新宿みたいな飲み屋街で夜中まで過ごし、その後ホテルに戻ってきたときに泳いだそうです。
 
サファリロッジはもちろん、普通のホテルもプールの利用時刻は6時から18時とか決まっていますので、みなさんもルールの遵守をお願いします。

2016年8月17日水曜日

ケニア金メダル4個

ケニア勢のメダルが期待できる陸上競技がようやくオリンピックで始まりました。意外だったのは今回女子マラソンでケニア選手が金を取ったのは史上初だったこと。ンデレバとか常に日本と争っていた記憶があるのですが、マラソンくらい頭脳と計画が必要な競技は過去には不得意だったのかもしれません。五千メートルとか単に走ればいいだけなんで(違ったらごめんなさい)。男子についても思い起こせば2008年の北京でトヨタのワンジル選手が取った金がマラソンでの初ゴールドでした。彼の不可解な死は(奥さんと警察にはめられたと主張する本が出版済み)今でも悔やまれます。