2015年8月17日月曜日

アフリカ的サーカス③

サーカスではキリンも登場しましたが、芸は覚えられないみたいで手綱で引かれて舞台を一周しただけでした。老いたオスで模様はアミメより少し白い部分が多かったです。
 
2時間半の公演を見終えて思ったのは、4500円(と交通費)を払えば太ったライオンやロボットみたいな動きをするゾウに会えるけど、彼らの故郷とそこで競争に勝ち抜いた結果としての躍動感溢れる肢体とライブ感とは比べものにならないし、今後もサファリツアーは安売りすべき商品ではないってことでした。またそこで暮らして仕事をしている自分の幸せを感じることができました。

2015年8月16日日曜日

アフリカ的サーカス②

ライオン様には悪いのですが、公演中でもっと驚いたのはシマウマが調教師の指示に従って一列に走ったり、急停止してポーズを取ったりの芸を見せたことです。
 
映画ターザンでは本物ではなくペンキで塗ったウマが用いられたことからもシマウマに物事を教えるのは難しいのだろうと漠然と思っていただけに驚きでした。黒い縞の下にうっすらと影のように薄い模様を持つ個体だったので南部アフリカの品種でしょう。クライマックスで火の輪をくぐる芸を見せたとき中国ではロバ肉の料理が珍重されていることを思い出しました。

2015年8月15日土曜日

ご褒美は肉のぶつ切り

ライオンネタが続きますが、先日帰国した際にサーカスを観るチャンスがあって、そこの目玉は「奇跡のホワイトライオン」でした。
 
プログラムの後半で8頭が芸をするんですが、肥満体なのは許すとしても体格がケニアのそれより明らかに大きかった点に驚きました。たぶん南アに多く見られるライオンパークから譲り受けてるのでしょう。南アのライオンは東よりでかくて色が白っぽいと言われていますから。うち2頭は瞳も赤黒かったので単なる白変種よりもアルビノと呼べそうでした。
 
アメリカを中心にサーカスの動物に関する議論は白熱しています。完全に禁止したら19世紀から続く調教技術が地球上から失われてしまう一方で、ムチに怯える表情を見せていたあの巨大ネコちゃん達の気持ちを想像するに胸が痛みます。

2015年8月14日金曜日

平塚のライオン

前回の帰国中に神奈川の平塚駅でもライオンを見かけました。院長はライオンの持っているどんな特徴を拝借して自分の医院のイメージアップにつなげようと試みたのでしょうか。丈夫な犬歯かなあ。黄ばんでいることが多いですけど。

欧州のライオン

自然環境下でのライオンに出会った回数では人後に落ちない私ですから「ライオン的なモノ」を見かけるやいなや瞬時に真贋は見分けられます。
 
ロングラン公演中らしいあの劇中の主人公は擬人化されすぎですね。ファンはそんなところを問題視しないでしょうが。
 
前にブリュッセルで見かけたライオン像は筋肉が多少誇張されてはいますが全体のフォルムは上手に表現されています。学術上は地域変異の度合いから8つの亜種に分けられるそうですから私が見慣れている東アフリカ亜種と、ベルギーの彫刻家が参考にしたコンゴ盆地の亜種とは体形が異なっている可能性があるので断言は控えますが。誰かトラファルガー広場のライオンの写真持ってないかなぁ。

2015年8月13日木曜日

日本のライオン

猿に毛が生えた(むしろ抜けた?)程度だった初期人類は自ら危険を冒して狩りをするより他の肉食獣が仕留めた獲物を横取りすることを長らく優先していたと考えられています。
 
その記憶が私達のDNAに刻まれているのでしょう、ライオンを始め様々な猛獣に対する我々の畏怖の念と言ったらこっけいなほどです。ここ日本でも例外ではなくデパートの入り口から橋のたもと、ビルの入り口などライオン様は引っ張りだこで休む暇がありません。

2015年8月12日水曜日

世界のライオン

去る8月10日は世界ライオンデーだったそうです。日本であれば無理に語呂合わせをするところですが、公式ウェブサイトでは由来など書いてありませんでした。
 
その個体数減少のひどさと言ったらここで述べるまでもありません。ライオン、その姿をどんな形でも知る人はちょっとの間立ち止まって彼らが安心して暮らせる世界を2日遅れでもいいので祈願してはいかがでしょうか。

2015年8月1日土曜日

オバマ帰国

大統領としては初めてケニアを訪れたオバマ氏は現地の厳戒態勢も奏功して無事に自分の父親の出身地を発ったそうです。
 
そのオバマ氏が引退後に行きたい場所のひとつに上げたのがマサイマラ。日本のみなさんは大統領になる必要はなくて数十万円を準備さえできればマサイマラに行けますよ~。ちなみにキリマンジャロとラムもリストに入れてあるそうです。