2014年10月20日月曜日

チャリサファリ

なんでもケニアがモノサシになってしまう私から見れば、タンザニアは全土が安全で(外務省のお墨つき)、都市化が緩やかで、国立公園とその周辺にある集落との関係が良好のようです。その結果として自転車に乗りながら行うサファリが各地で可能になっています。車に乗ってばかりのケニアと異なる体験は、特に若い客層にとっては何十万円も払う旅行の一部に取り入れたくなるのでは?
 
私も先月の滞在中に自転車で近隣を廻ってみました。この日はアルーシャから14キロ離れた火口湖であるドゥルチ湖へ。ランチを挟んで半日旅行になりました。

2014年10月18日土曜日

レッドカード

思い返せばトランジットで3時間エチオピアの空港にいただけで「黄熱病汚染国に滞在した」とみなされるってことが分かった時がケチのつき始めでした。イエローカードが必要なパッケージツアーは日本では参加者が極端に減るらしいのです。
 
タンザニアもケニアも自身が汚染国に指定されているのだから、なんで隣国のエチオピアからの入国のハードルを上げるようなこと言うのでしょうね。
 
※シミエン国立公園の登山道にて

2014年10月17日金曜日

夢失速

個人的に期待していたエチオピア航空は二度目の延期を発表し、新たな就航日は来年の4月21日になりました。原因をエボラにしています。
 
同時に良いニュースとして、全日空(中国語では一日中空席って意味にも取れるらしい)が予想以上にETに肩入れし、コードシェア便として多くの便を扱うとも聞いています。次回はナイロビ―アディスーバンコクー(ANA)-羽田というルートで日本に行こうかな。

2014年10月14日火曜日

マジック効かず

先週金曜に閉幕したケニア旅行博、通称マジカルケニア。先年から続く旅行業の落ち込みが原因なのか参加企業は少なくインパクトもありませんでした。5時閉館のはずが3時には半数以上が帰り支度に追われていました。
 
それでも来年3月にオープン予定のラディソンBLUの営業と話ができたのはよかったです。全271室のうちバスタブつきの部屋は60しかないそうです。計画としてカンパラとダルエスサラームにもオープン予定だとか。HSBCやP&Gなど大手企業のナイロビからの撤退が続くなかで久々に良いニュースでした。

2014年10月13日月曜日

ある意味解禁

土曜日に興味のある人だけがナイロビの大使館に集まって事情を聞く機会がありました。
 
何はさておき私が驚いたのは大使館/外務省の譲歩の姿勢でして、先月発出された渡航情報のページよりナイロビの詳細な地図を削除しました!という報告でした。この結果、あのページの内容については読む側の人間がどうにでも解釈できる状態となっています。つまり昔からある「ウサギとアヒル」とか「婦人と老婆」みたいなことになっています。
 
ありがとう、大使館のみなさん!

2014年10月10日金曜日

中流意識

二週間のタンザニア出張から戻るとケニアでは驚きのニュースが待っていました。GDPの再計算をしたところケニアが発展途上国を抜け出して中級国家の仲間入りをした、とのことです。先日もナイジェリアが再計算の結果南アを抜いてアフリカ最大の経済国に躍り出たばかり。アフリカではたまにしかGDPの計算をしないようです。
 
ケニアは2030年のミドルクラス国家を目指して増税を繰り返してきたのですがもう達成しちゃったみたいです。マラソンに例えるなら最後のスタジアムに入ってきて周回の数を勘違いしていて予想よりも早くゴールしちゃったみたいな。。

2014年10月9日木曜日

援助額はNO1なのに

昨日からナイロビにある国際会議場で始まったケニア旅行博ですが、大統領は国際法廷に出頭中だったので副大統領が開会宣言をしたようです。
 
スピーチではケニアの安全性を訴え、欧米諸国に対して旅行禁止令の撤回を求めたようですがまたも日本については触れられなかったようです。英国からの年間来訪者数は18万人を超えるのに対し日本はたった14000人ですからプレゼンスの低さを嘆いてもしょうがないとは分かっていますが寂しいことです。

2014年10月8日水曜日

日英同盟

今月始めに英国はケニアへ対する注意喚起のトーンを弱めました。モンバサは依然旅行を控える地区に入っていますがナイロビはソマリア系住民が密集するイシリー地区を除いて滞在可能としています。直後は日本も追随するような期待が在住者の間に見られましたが奇跡は起きず、大使館としては不変の態度を貫くそうです。がっかりです。