2014年7月24日木曜日

ペイント犬②


日本での通名リカオンは学名の前半部分Lycaonのカタカナ読みです。英語ではワイルドドッグ、ハンティングドッグあるいは三色のペンキをぶっかけたみたいなのでペインティッドドッグと呼ばれます。見通しの悪い茂みの中でお互いを識別するためなのかその体側の模様はひとりひとり異なるそうです。尾の先端だけ真っ白なのも恐らく陣形を組んでインパラを追うときに目印になるのでしょう。
 
この魅力溢れるワンちゃんはエチオピアンウルフ、チーターと並んでアフリカで最も危機に瀕している哺乳類の一種なのです。

2014年7月23日水曜日

ペイント犬

知り合いのドライバーからの報告によると西ツァヴォのキラグニ付近でなんとリカオンの群れに遭遇したそうです。7月17日のことで、お客様はやっぱり超リピのSさんでした。この犬に会うのは相当の運が必要です。猫みたいにだらっと寝ていたりせずひたすら移動しているのですから。7回も来るとサファリの神が微笑むんですかね?
 
※写真はクルーガーNPにて。私もケニアで見たことないんで!

2014年7月21日月曜日

クロッスィング

先月末からヌーは飽くことなくマラ川を挟んで行き来しています。ケニア7回目で私の友人でもあるスーパーリピーターSさんもムパタに泊まりつつ7月14日に浅瀬ではありましたが川渡りを観察できました。例年より一ヶ月ほど早く始まったこのイベント。終わりも一ヶ月早かったら困る人達が出てくるでしょう。
 
※写真は昨年、マラセレナ側より撮影

2014年7月18日金曜日

中国のお仕事

運用開始が近づき先週大統領を招いて内覧会まで行ったナイロビ空港の新ターミナルですが、今日の時点でも工事中でした。ガラス素材に金色の屋根。チープ感が漂います。
 
もともとあった建物群を含めて名称だけは変更済みです。一般の観光客は名前に基づいて行先を探すことはないのであまり重要ではないですが、エミレーツとカタールの乗客がチェックイン手続きをしていた建物は旧)ユニット1→新)ターミナル1Bに変更されています。

2014年7月10日木曜日

真のおもてなし

エミレーツが誇る機内エンタテインメントシステム「ice」はパーソナルディスプレイと共にドバイ-ナイロビ間にも導入されていることから、私のような日本語吹替えの映画に飢えている乗客にとっては天国のようです。そこがぽっと出のカタールやエティハドとの大きな違いです。
 
行きと帰りで結構な本数を観ましたが、印象に残ったのはベン・アフレックのARGOです。イラン革命の只中に身を置いてしまった不幸なアメリカ人の話ですが、発展途上国の政府に監視、嫌がらせをされるシーンなどはケニアに暮らす私には容易に想像できる状況なので手に汗握る100分となりました。

2014年6月27日金曜日

本物のラグジャリー

空港内設備の充実度を自慢にしているドバイ。3つあるコンコースのそれぞれに各航空会社をごっちゃに混ぜたビジネスラウンジがあり、さらにはエミレーツ航空の利用者にはもっと格好いい別のラウンジがあります。こちらには私のようなカードホルダーに過ぎない「外様」の客は入れてもらえません。きっとこちらにはシャワーもありシャンペンも冷えているんでしょうね。

2014年6月25日水曜日

やや優先席

今回から私の旅行のお供に加わったのがこの黒いカード、プライオリティパス。数百ドルの年会費さえ払えばあなたをビジネスクラスの専用ラウンジに入れてあげるし費用も立て替えてあげますよって触れ込みだったので試しに加入してみたのですが。。
 
結局ナイロビのラウンジは閉鎖中だったし、復路で利用した羽田国際ターミナルのラウンジにも拒否されるわで、いまいち活躍してくれませんでした。発展途上国への出張が多い人は元が取れない恐れがありますね。

2014年6月5日木曜日

ケニアに777

今、日本へ出張中ですが、手段はドバイ経由のエミレーツにしました。ドバイで進行中の空港工事の影響だと思われますが、ナイロビからの便はダブルデイリーから1本に減っていて、その分機材は777-300と大型になっています。搭乗日は満席でした。
 
昨年8月に起きた火事以来、目立った補修も建築も見られないナイロビ空港。かつてエミレーツやカタールが使っていたビジネスラウンジは入口が板張りで塞がれたまま。恥ずかしくないのでしょうか?エミレーツだけは保安チェック後の待合室の中に屋台を出して軽食とドリンクを提供していました。エコノミーの私がちょっと分けて欲しいと近寄りましたが追っ払われました。そういうところだけちゃんとしているんですね。