2014年5月21日水曜日

セギンいわく

 テロとの戦いに負け続けているケニアですが、世界銀行によると経済成長率は持ち直して5.7パーセントを記録しそうだとか。主に一次産業の近代化が後押ししているようです。定期預金でまとまった金額を預けると7%の利子は簡単にもらえます。
 
郊外にある国連の諸機関も膨張中で、今後は世界中の国から代表を駐在させるとか。それに伴う住居、お手伝いさん、運転手、週末に浪費する酒やグルメへの支払いを考慮すると、ケニアもどんどん発展しそうです。おこぼれに預かりたいものです。

2014年5月20日火曜日

古着市場

先週金曜の午後、ナイロビ東方にある古着が並ぶ青空市場が爆弾テロに合いました。流れを考えるとソマリアに巣食うイスラム過激派の犯行が疑われています。
 
四日後にあたる本日、日本の外務省が出したコメントは現場が観光客のめったに行かない場所だけにトーンを押さえた内容に留まっていました。旅行を控えている方々は最新情報の取得に努めながらもサファリ中心の日程である限りは危険に遭遇することは考えにくいですからそれほど不安に感じないで欲しいですね。

2014年5月9日金曜日

ミツバチさえ

ナショジオのオンライン版によると、ヨーロッパやアメリカで大打撃を受けている養蜂業を尻目にケニアのミツバチは病気にもならず元気だそうです。ナイロビのスーパーの棚にも各種のハチミツが並びます。
 
欧米のミツバチは可愛そうなことに過剰労働、環境からのストレスなどの複合要因によって大量死の憂き目に遭っています。
 
サンブルやツァボなどの乾燥地では四角い巣箱が枝からぶらさがっているのをよく見かけます。自由きままに時間や達成目標にしばられず暮らしているケニアのミツバチはいまや世界ブランドになりつつあるようです。

2014年5月8日木曜日

金沢のアフリ感

この前、日本帰りの友人にもらったお土産はタイミング良くゴリラ絡みでした。
 
本物と先月出会ってきた私が言うのだから信じて欲しいですが、この絵柄はかなりリアルで上手です。頭頂部のでっぱりがすごいのでマウンテンじゃなくてローランドゴリラっぽいですね。今度帰京したらお店で食べてみたいと思います。

2014年5月7日水曜日

ニッポン一番

今週9日から中国の首相がケニアを訪れるとあって紙面では全ての問題は解決される、みたいなお祭りムードです。空き時間には近場のナイロビ国立公園でサファリをして朝食を楽しむかもしれません。
 
現大統領も就任後の最初の訪問先は中国でした。持って帰ってきたのは何十億ドルという未来の世代へ残る借金と、水増しされた疑いのある鉄道敷設工事の大型契約でした。後者は現在も国会で議論中です。
 
落ち着いて数字を見れば、国として単一で最大の援助額をケニアに与えているのは実はわが国日本なのですが、そういう事実はまず出てきません。費用対効果だけ考えると残念なことです。

2014年5月6日火曜日

雨季だか何だか

ケニア北部で干ばつ被害の恐れが高まっている、という投稿をしようと思った矢先にナイロビで大雨が降りました。オフィスの外もこんな空模様。マサイマラでも数週間降ってないそうで、このまま本格的な雨季に是非とも突入して頂きたいものです。じゃないと社会の不安定化につながってしまうので。。

米国民

一連の爆破事件を受けて、アメリカは自国民に対して沿岸の町、モンバサへの旅行は控えるようアドバイスしたようです。随分前からオーストラリアはモンバサに加えてナイロビにも余り近づかないようアナウンスしていました。
 
日本の外務省はウェブサイトにて注意を発出しましたが、日本人観光客の旅行内容を考慮した結果なのか(モンバサや市街地の観光は含まれていないってこと)、それ以上の動きはなさそうです。サファリ目的で国立公園に出かけて終わったらすぐ帰国するのが主なツアーの行程ですから、私の8年住んでいる目から見ても直接、不意の危険が日本人観光客に及ぶ状況は考えにくいです。

2014年5月4日日曜日

バス爆発

昨日と今日、ケニアの二大都市であるモンバサとナイロビで一般人を狙ったテロが起きました。どちらもイスラム過激派の犯行が疑われています。
 
先月から人権無視とも呼べるくらい徹底した家宅捜索や不法滞在者の検挙がケニア警察によって実施されている中での乗合いバスやバーへの連続攻撃をどう解釈すべきか、明日以降の報道に注目したいと思います。ちなみに通常の観光客はバスにも乗らないし地元のバーにも足を向けませんから心配不要です。