2012年10月4日木曜日

山の山羊(ヤギ)

自慢の角は1mに達することもあるというこの美しいエチオピア固有のヤギの名はワリア・アイベックス。体重120KG。

BBCのドキュメンタリーで存在は知っていたので登山中も探していたところ、5日目にようやく山腹にその姿を見つけました。体は家畜のヤギよりもがっしりして毛深く、おひげは立派。年老いて群れから離れて暮らす雄のようでもありました。自然、子供の頃に読んだシートン動物記の勇敢なヤギ(後で調べたらあちらは羊だったんですけど)を思い出したのです。

かつては全土で見られたものの乱獲によりその数は激減し、今では北部にある世界遺産の国立公園のさらに人間が近づかない急斜面でひっそり暮らしているそうです。まさに崖っぷちの絶滅危惧種なのでした。

2012年10月3日水曜日

アビシニアン、しかし猫ではなく

さてエチオピア。かつてのアビシニア。

今回の旅の目的のひとつには観光化の現状と将来性の調査もありました。結果から言うと全然OK!詳しくは次の機会に譲りますが。

彼の地で過ごした10日間のうち自然の中にいる時間が結構多かったので、エチオピア固有種も含めていろんな動物に会うことができました。
 体の大きい順に紹介しますとまずはこちらのブッシュバック。ケニアのそれより体が大きくて毛深くて首の下が白かったです。角は雄でも小さめ。パウエル、またはアビシニア種として別種になっているようです。登山1日目の夕方、標高3250mのキャンプ場に出現しました。


2012年10月2日火曜日

教師のスト

ちなみにエチオピアへ出発する前から全国の公立学校の教師が賃上げを求めてスト中だったのですが、戻ってきてもまだやってました。
 
結局、裕福ではない家庭の子供たちを人質にとった要求の大半は呑まれ、先生たちは先週ハッピーな笑顔とともに学び舎へ戻ってきました。信じがたいのは全国テストや終業式などが全て3週間後ろにずれこみます、という政府の発表です。おかしいと思う人、いないんでしょうかね。

2012年10月1日月曜日

8分咲き

先々週まで隣国のエチオピアへ行っておりました。

2週間ナイロビを留守にしてから戻ってみると、ジャカランダがそこかしこで咲き始めていました。ただナイロビセレナ沿いのバレー・ロードはまだまだ。ナイロビ駅周辺は全然咲いていませんでした。木によって咲く時期がずれるのがジャカランダの特徴でもあります。

2012年7月21日土曜日

年間180万人

マスターカードの調査によりますと、アフリカ内の都市を訪問者の多い順に並べるとナイロビはなんと第4位に来るそうです。

ちなみにトップはカイロで300万人以上。以下ヨハネスブルグ、カサブランカと続くそうです。中国人とテロリストの流入をこのまま放置すれば第3位も射程圏内!?

2012年7月9日月曜日

日の出6.26

翌日はちょっと場所が変わってノース・マラ保護区からの日の出。ムパタが建つ崖を下から見上げるような位置関係で、太陽は山影から顔を出しますけどこの日は朝焼けがきれいでした。

ここはマサイマラに南で隣接するのですが管理は別の団体が行っています。土地は平坦で1頭のライオンに車が10台も集まることはありません。ロッジはどこもテントで代表的なのはロイヤルマラ、エクスプロリアン、キチェチェ、カレンブリクセンといった面々です。

2012年7月6日金曜日

日の出6.25

こちらは山の上ホテルならぬ「崖の上ロッジ」こと、ムパタの7号室からの朝焼け。

サバンナをS字状に蛇行する川面が銀色に反射する瞬間は捉えることができませんでした。朝5時から動き出すジャグジーのモーター音はそれでも彼方のマラ川から届くカバの鳴き声をかき消すまでにはうるさくないのでした。

2012年7月5日木曜日

日の出6.24

先週のマサイマラ出張では印象的な朝焼けに出会うことができました。新調したカメラのおかげでもあるでしょう。

こちらはマラトライアングルのある地点。リトルガバナーズから飛び立ったバルーンを地上から追いかけている途中での一枚です。この後すぐにジャッカルの夫婦を見かけました。