2010年9月18日土曜日

ジャカ5分咲き


南アで有名なジャカランダですが、ナイロビでもいたるところで見られます。こちらはヒルトン、バス停付近。他では国際空港から市内へ向かう道沿いにも点在しています。最も集中しているのは鉄道博物館のあたりですが薄暗いので散策はお勧めできません。

2010年9月2日木曜日

一面ヌー


この時期、見たこともない数のヌーがマサイマラに終結します。インパラなどと違い一列になってうつむき加減で常に移動している感じが特徴です。何がきっかけになるのか不明ですが、思いついたように一斉に川沿い向かって走り出したり、あきらめたように草原に戻ってきたりを一日中繰り返しています。川渡りを目撃できるかは本当に運次第なのです。

2010年9月1日水曜日

マラセレナ

一年前から予約がいっぱいといわれるこの時期のマラセレナ。幸運に恵まれた私はヌーの川渡りを観察すべく3泊してきました。プールサイドからの眺めはこのような感じ。緑色の筋はマラ川に沿って発達した林です。この川をヌーの大群が数ヶ月に渡って行ったり来たりを繰り返すのです。

2010年8月29日日曜日

ケニアの降り方


このナロモルルートは一昔前までは一般的なルートでしたが、写真のオーストリアン山小屋付近は激しい岩場。もし降雪の時期なら穴や割れ目に気づかないでしょう。背後に見えるのは最高峰のネリオン。
 
 
 
 

このルート上のマッキンダーズキャンプからの眺めはとてもいいです。部屋も広め。難点はトイレが建物の外にあるので夜間は面倒そうです。ここで朝食を作ってもらったあとは一気にメッツステーションまで下山しました。途中の湿地が大変きつく、一年中湿っているそうですから防水装備が必要だと思いました。

2010年8月27日金曜日

ケニアの登り方③


闇の中をヘッドライトを頼りに3時に出発。さすがに寒いし足場はガレ場。転びそうになる度にガイドさんが支えてくれました。杖が、特に2本あると歩行がとても楽になるのでお勧めです。朝日が昇る直前に5000mに位置するレナナ峰に到達。雲海は遥か眼下。
 
 
 
 


実は普通の登山客が登れるのはここまで。氷河を挟んだ反対側には本物の頂上が見えますがロッククライミングの技術が必要なほど急峻です。帰りは同じルートを辿っても良かったのですが、反対側に降りるナロモルルートを取りました。

2010年8月21日土曜日

山小屋@4200m

この日も明るいうちに到着します。陽が出ていたので靴やソックスを乾かしました。食堂ではこの日も温かい食事が提供され、味も量も申し分ありません。トイレは屋内にあるので後述するマッキンダーズキャンプのようにいちいち屋外に出て用を足す必要はありません。
 

ベッドは二段ベッドにマットレス。その上に寝袋を引いて眠ります。でもさすがに地上4000mですね。夜間は寒さで何度も置きましたし、寝ている間に呼吸が浅くなるのでしょう、息苦しくて起きることも度々ありました。翌日というか日付が変わった深夜3時に山小屋を出発して頂上を目指すので、この日は早くベッドに入りました。
 

2010年8月19日木曜日

ケニアの登り方②

登山2日目は谷沿いを進みながら3度ほど渓谷を渡っていきます。雲に覆われている時間が多いですが、晴れるとケニアの大地、畑、家々を見渡せます。
途中にある岩場ではハイラックスというモルモットくらいの大きさの可愛い動物が出迎えてくれます。お昼はサンドウィッチなどのお弁当です。 
 
 
 
こまめに休憩を取りながら、今日の宿泊地のシプトンズ山小屋へ向かいます。3500mを超えると植相も変わってきて、背丈より高い変わった形の植物に囲まれるようになります。山小屋の近くの岸壁には氷河も貼りついていました。

2010年8月17日火曜日

山小屋@3000m

初日は標高3000mに位置するこの山小屋です。寝室には二段ベッドが並びマットレスもあるので寝袋を持参するだけで済みます。食堂とトイレは小屋の中にあります。シャワーはありません。食事は帯同するコックさんがスープ、メイン、さらにデザートまで用意してくれます。
 
 
翌朝起きると小屋の周辺は快晴。高山植物もきれいです。はるか彼方にはこれから目指す頂上がツインピークとして望めます。それぞれネリオン峰、バティアン峰という名前がついていて、高いほうは5199m。これから頑張るぞーという気持ちになります。
 
朝食もシリアル、卵、ソーセージ、ビーンズなど盛りだくさん。さらに砂糖いっぱいのミルクティーを暇があれば飲むように勧められるので、登山後には体重を増やしてナイロビに戻ったほどでした。