2010年8月16日月曜日

ケニアの登り方①

ケニア山の登山ルートはいくつかありますが、今回は天候の影響を最も受けにくいシリモン・ルートを紹介します。ナンユキの町から車でさらに西へ向かって30分。公園ゲートではポーターさんと一緒に荷物のチェックをします。私の場合は上着が少し足りないようだったのでその場で一枚レンタルしました。
 
登山の初日は車でも走れる山道を2、3時間だけ登ります。ゆっくりしたペースを保ちながら深呼吸を意識しましょう。風景は森林から竹薮に変わっていき、そのうち低木のヘザーが多くなってきます。ここらへんまではゾウも上ってくるらしく道端に大きいフンが落ちています。薄暗くなる前には初日の宿泊施設に到着です。

2010年8月15日日曜日

ケニアの登り方(0)

ハイキングで足慣らしをした後はケニア最高峰、アフリカで二番目に高いケニア山への挑戦はいかがでしょう?麓のロッジで1泊、さらに山中2泊の合計3泊4日の行程で、普通の方でも5,000mのピークにチャレンジできるという魅力があります。


 

登山の前日はナイロビを出発した後、赤道直下の町ナンユキへ向かいます。すでに標高は2,000mなので、到着後は散歩などして体調を整えておくとよいです。近くには赤道を示す看板もあり、世界遺産の理由にもなっている「赤道直下なのに山頂に氷河を抱く」ケニア山の不思議を感じざるを得ません。

2010年8月12日木曜日

ケニアの歩き方④

ナイロビからナクル湖、あるいはマサイマラへ向かったことのある人は、途中の左手にこんな山が見えていたことを覚えていますか?これがロンゴノット山で、山頂まで往復3時間のお手軽な登山コースとしてお勧めできます。標高は思ったよりあって2500mほどです。
 
 
 
登山道は砂地ですべりやすくて急な勾配も少なくありません。頂上まで行くとその向こうは死火山の火口になっていて富士山のように一周することもできます(プラス所要3時間)。山頂からはナイバシャ湖を遠望できますし、帰り道にはキリンやシマウマを見かけることもあります。日焼け止めと飲み水を忘れずに。

2010年8月10日火曜日

ケニアの歩き方③

次はまたまた近場のナイバシャ湖。カバを探すボートサファリで有名ですが、時間が許すなら中州に上陸して散歩することができます。
 
この場所は三日月島とも呼ばれ、一方が陸続きになっていることからキリンやシマウマが頻繁に遊びにくるのです。湿地も多いので食事中の3メートルを越すニシキヘビに出会うこともあるようです。

2010年8月8日日曜日

ケニアの歩き方②

まずはとってもマイナーなヘルズゲート。ナイバシャ湖から車で5分に位置する、入園料も25ドルというお得な国立公園です。
 
公園ゲートで車を降りたあとは、管理局のレンジャーさんを雇っていざ出発。日中は暑くなるので飲料水を忘れずに。崖に沿っての一本道を歩く間にシマウマ、バッファロー、キリンなどを目線の高さで観察できるのが新鮮です。大型肉食獣はここにはいないそうなのでご安心を。オプションでレンタサイクルも利用可能なので「自転車サファリ」に挑戦する欧米人もちらほら見かけます。

2010年8月6日金曜日

ケニアの歩き方①

サファリと言っても車窓から眺めているだけで退屈だな~と少しでも思ったことがあるケニアリピーターに朗報です。
 
国立公園の中は基本的に歩いたり車から降りたりは禁止のケニアですが(ライオンがいっぱいいるので)、よく探すと実は歩ける場所が結構あります。アフリカの大地を歩いてみると、匂いや音(ホコリも含めて)など普段は味わえない感覚、感動があるのです。このブログでちょっとずつ紹介していきますので興味を持った方は次の旅行で追加してみたり旅行会社に頼んでみてはいかがでしょうか。
 
※今日のタイトルに関係しますが、「歩き方」最新版49ページに私が出ています。マサイマラのページです。見つけてみてくださいね。

2010年8月4日水曜日

賛成多数


結果とともに便乗による騒ぎや暴動が心配されていた国民投票ですが、平穏なうちに終了。賛成が6割以上という結果となりました。
 
中絶権、イスラム法廷、二重国籍などなど争点はいろいろありましたが、私にとって関係しそうなのは「10年住んだら誰でもケニア国籍がもらえる」という改正案でした。10年は長すぎるのでそれを目的にする気持ちはありませんが。。

ケニア国民投票

今日はケニアの憲法を改正するか、しないか是非を問う国民投票の日。朝5時からスムーズな投票が行われているようです。
 
投票するには数ヶ月前から登録しないといけないし、未成年は投票できないにも関わらず、今日と明日は国民の休日になってしまいました。銀行もオフィスも休み。お祭りムードにしてもちょっと行き過ぎじゃないかと、日本人としては思いますが、ここは彼らの国なので別にいいです。