2010年7月8日木曜日

KQ: LHR/NBO

自称「アフリカのプライド」ことケニア航空の機材はトリプルセブンでした。個人テレビは好きなときに好きな番組を、好きなだけ早送りしたり一時停止したりできるシステム。トイレに行っても内容を見逃さない最高のシステムが使われていました。


 
一方で機内食はどこにでもあるような内容。CAは全員ケニア人でしたがあのような無愛想を9時間も続けられる才能に逆に関心しました。VS、BA、KLなど多くの航空会社が乗り入れている状況で、イギリス人の最後の選択肢となるはずのKQは価格で勝負するしか無いのは当然かもしれません。

2010年7月7日水曜日

ヒースローT3>T4


長かった飛行機の旅もいよいよ終わり。最後のナイロビ行きはケニア航空に乗ってみることにしました。ただ「世界一ロスバゲの多い」ヒースローですし、さらにはターミナル間の移動も不安だったので荷物は成田でスルーにはせずピックアップにしておきました。でもこのアレンジはあまりお勧めできません。

 
 
 
VSが到着するのはターミナル3。ビザは不要ですがまず入国審査を受けて、荷物を自力で引き取ったあとは地下鉄(無料)に乗って隣のターミナル4へ移動します。そこで再びチェックインカウンターに並んでやっと搭乗券の入手となります。手続きが終わった時には一杯のビールを飲む時間しか残っていませんでした。

2010年7月6日火曜日

VS: NRT/LHR


離陸後すぐの昼食は「ダブルかき揚げ丼」をチョイス。小エビが2匹ずつ、合計4匹がお腹の中に納まりました。隣のおじさんが選んだ幕の内弁当もおいしそうでしたよ。食後に全員に配られたアイスキャンデーが懐かしい味でした。

 

着陸前の軽食はココナッツ風味のタイカレーにしました。よくあるビーフシチューとかパスタなどではなく機内食のメニューも変化に富んでいるのが好ましかったです。空から英国の田園風景に見入っているうちにストンと着陸してくれました。

2010年7月4日日曜日

成田第一ターミナル


3週間の滞在はあっという間に終了し、いよいよ帰国の日となりました。バージンはANAと同じ第一ターミナルからの出発です。11:30という出発時刻は私のように地方から来るものにとってはちょっと早すぎるなぁ。日本での最後の生ビールを慌しく飲み干してから機内へ。

 
 
  
 
機材はまたまたA340-300。乗客はほとんど日本人で、「ウィンブルドン観に行くのよ~」というマダムもいました。アメニティポーチもフットレストも無し。でも今回VSを選んだ最大のポイントはアフリカ絡みのルートならばエコノミークラスでも預け荷物が46キロまでOKだったこと。味噌、しょうゆ、日本語の小説などを積めるだけ積んで帰ってきました。
 

2010年7月3日土曜日

NH: LHR/NRT


いよいよ日本行きフライトです。隣は桜上水にアパートを借りているという自称アーティストの英国人男性でした。いろんな人生がANAプレミアムエコノミー席では交錯するのです。
 
シートは横幅が特に広くって、フットレストがついていました。貸し出されるヘッドフォンが異様に大きくてなんだろうと思っていましたが、降機直前にそれは「ノイズキャンセリング機能つき」だったことに気づいたのでした。スイッチはOFFのまま使っていたのですが。。
 
ランチはあんかけ焼きそばに惹かれました。つまみの焼き鳥串に感激。日本線だけにTVプログラムも豊富で、ipodで声だけで知っていた落語家の実際の映像をたくさん観られたのが嬉しかったです。そうこうするうちに6ヶ月ぶりの日本へ無事に到着となりました。

ヒースローT3


バージンはヒースロー空港に5つもあるターミナルのうち「3」に到着します。乗り継ぎ便は全日空で同じターミナルなので余裕と思いきやセキュリティチェックに時間がかかり、乗り継ぎカウンターに辿り着いたのは1時間半前。
 
中国系のスタッフが「今日はエコノミーはいっぱいですね~」ってもしかして!?
「プレミアムエコノミーで飛んでいただけますか、すみませんが」ってもちろんOKでしょっ!
 
こうしてラッキーな12時間を過ごせることになったのでした。あとは隣席がブロンドの美女だったりしたら言うこと無しって感じですね。

2010年7月2日金曜日

VS: NBO/LHR

ナイロビから最初に乗ったのはポップで楽しげなイメージがあるバージン・アトランティック航空。機内案内もロック調なアニメで楽しげです。機材は内部が広めのエアバス340-300。航空業界で初めて導入したといわれる多チャンネル個人TVも健在でしたが、2時間ごとに上映が繰り返されるタイプで早送りも一時停止もできませんでした。
 
 

機内食はこんな感じ。赤ワインはグラスで出されました。ルビーレッドの制服を着たCAがみんな楽しげに働いているのがとても印象的でした。食事を「ヒア・ウィ・ゴー」って叫びながら持ってきてくれるんです。全員白人で金髪だったのは舞台装置の一環だったのでしょうか。9時間弱でヒースローに到着、疲れもありませんでした。

2010年7月1日木曜日

ケニア発日本行き


だいたい一年に一度は日本へ帰っているのですが、その際にこだわっているのが経由地と航空会社。以前に旅行代理店で働いていたこともあるのでお得なルートと料金を探し出すのは半分趣味でもあります。
 
中東の航空会社が元気な昨今ではケニアと日本をつなぐルートは無数にありますが、先月帰国した際に選んだのはロンドン経由。さらに往復4セクターのうちキャリアを3つも使うという離れ業にトライしてみました。以後、1社ずつ順にご紹介したいと思います。

※建設中だったスカイツリー。生まれ故郷の浅草側より撮影