2014年7月31日木曜日

元ケニア人

この前レソトにさえ負けたケニア代表に人気があるはずもありません。埋め合わせとして男性一般に人気のあるのが英プレミアリーグで、今週ナイロビを沸かせた最大のニュースは若干19歳のケニア系ベルギー人であるオリジのリバプールへの移籍でした。
 
ケニア人じゃないのに新聞でも異常に取り上げられています。初のビッグ4入りというのが誇らしいみたいです。昨年から吉田と一緒のチームでプレイしているケニア人がいますがこっちは忘れ去られています。インターミランにも一人いるんですが伊リーグの放映が無いためやはり話題になりません。

2014年7月30日水曜日

8月に全員集合

なんかアメリカが中国の真似をしてアフリカ諸国を呼びつけて会議を開くそうです。8月4日に。54カ国あるんで各国の首脳が30分ずつオバマさんへのアピールタイムが与えられると仮定するとすごい計算になりますね。聖徳太子の協力が必要だな。その前にエボラを運んで来て欲しくないんですけどね。

2014年7月29日火曜日

たけし軍団じゃないほう

ウガンダの航空当局が安全性に関する一斉取締りを行い、不合格となったウガンダエアーが現在運行停止になっています。ナイロビとの間にも3便飛ばしたり勢いがあったのですが。。
 
バカでかい大陸にモザイク状に陸続きで隣り合う54カ国のそれぞれが自前の航空会社を持つこと自体に無理があるのでしょうか。IATAの見通しではアフリカの空の交通量は今後も半端なく増加するそうですけど。

2014年7月28日月曜日

ちょっと休ませて

先週マサイマラに6泊したお客様によるとヌーの群れはもはや川沿いにはおらず内陸のほうで熱心に食事中だそうです。
 
マサイマラの北に位置する私営保護区に建つポリーニキャンプからのレポートでも大群が到達していて浅い「川」を渡っているとか。
 
ヌーは餌のある場所へ合理的に移動しているだけなのに我々人間は彼らの追っかけとなり一喜一憂する、そんな様子を宇宙人が太陽系の外から観察していたとしたら私はどういう説明をしたらいいんでしょうか。

2014年7月25日金曜日

ポレポレエアー

タンザニアで最大の航空会社であるプリシジョンエアーですが、お金がやばいらしく大株主のケニア航空から10億円出してもらったそうです。原因のひとつにはダルエスを基点とする格安航空会社ファーストジェットの存在があるかもしれません。
 
そもそもあんな無愛想で直前のフラキャンも意に介さない会社がフルサービスキャリアとしてこれまで生き残ってきただけでも奇跡ですよ。アフリカの空も徐々に競争が激しくなっているようです。

2014年7月24日木曜日

ペイント犬②


日本での通名リカオンは学名の前半部分Lycaonのカタカナ読みです。英語ではワイルドドッグ、ハンティングドッグあるいは三色のペンキをぶっかけたみたいなのでペインティッドドッグと呼ばれます。見通しの悪い茂みの中でお互いを識別するためなのかその体側の模様はひとりひとり異なるそうです。尾の先端だけ真っ白なのも恐らく陣形を組んでインパラを追うときに目印になるのでしょう。
 
この魅力溢れるワンちゃんはエチオピアンウルフ、チーターと並んでアフリカで最も危機に瀕している哺乳類の一種なのです。

2014年7月23日水曜日

ペイント犬

知り合いのドライバーからの報告によると西ツァヴォのキラグニ付近でなんとリカオンの群れに遭遇したそうです。7月17日のことで、お客様はやっぱり超リピのSさんでした。この犬に会うのは相当の運が必要です。猫みたいにだらっと寝ていたりせずひたすら移動しているのですから。7回も来るとサファリの神が微笑むんですかね?
 
※写真はクルーガーNPにて。私もケニアで見たことないんで!

2014年7月21日月曜日

クロッスィング

先月末からヌーは飽くことなくマラ川を挟んで行き来しています。ケニア7回目で私の友人でもあるスーパーリピーターSさんもムパタに泊まりつつ7月14日に浅瀬ではありましたが川渡りを観察できました。例年より一ヶ月ほど早く始まったこのイベント。終わりも一ヶ月早かったら困る人達が出てくるでしょう。
 
※写真は昨年、マラセレナ側より撮影

2014年7月18日金曜日

中国のお仕事

運用開始が近づき先週大統領を招いて内覧会まで行ったナイロビ空港の新ターミナルですが、今日の時点でも工事中でした。ガラス素材に金色の屋根。チープ感が漂います。
 
もともとあった建物群を含めて名称だけは変更済みです。一般の観光客は名前に基づいて行先を探すことはないのであまり重要ではないですが、エミレーツとカタールの乗客がチェックイン手続きをしていた建物は旧)ユニット1→新)ターミナル1Bに変更されています。

2014年7月10日木曜日

真のおもてなし

エミレーツが誇る機内エンタテインメントシステム「ice」はパーソナルディスプレイと共にドバイ-ナイロビ間にも導入されていることから、私のような日本語吹替えの映画に飢えている乗客にとっては天国のようです。そこがぽっと出のカタールやエティハドとの大きな違いです。
 
行きと帰りで結構な本数を観ましたが、印象に残ったのはベン・アフレックのARGOです。イラン革命の只中に身を置いてしまった不幸なアメリカ人の話ですが、発展途上国の政府に監視、嫌がらせをされるシーンなどはケニアに暮らす私には容易に想像できる状況なので手に汗握る100分となりました。