2013年6月30日日曜日

成長ケンニャ

新聞によりますと、ここケニアの第一四半期の成長率は選挙前の社会不安をよそに5.2パーセントだったそうです。特に農業がよかったとか。高級モールをぶらぶらする人の姿も心なしか多く見えます。

2013年6月28日金曜日

オロイデン②

増水する前はボートは一艘しかなかったのですが、最近はこんなにスタンバっています。

最近大雨があり、そのときにオロイデンの水がナイバシャ湖に流れ込んだらしく、ナイバシャで鯉やナマズが大量に死んだ事件がありました。フラミンゴの好む水は、他の生き物にとっては有毒なんですね。

2013年6月25日火曜日

オロイデン

フラミンゴの群れをどうしても今見たい、ナクルの環境が改善するまで待てない、という人はここに行くほかありません。

ナイバシャ湖の西南にへばり付いた小さな湖、オロイデンの湖水は今でもアルカリ性が強く、千の単位でフラミンゴがまだ留まっています。シンバロッジのさらに奥、オルカリア地熱発電所よりも奥にありますので、往復で1時間は優にかかります。岸には観光客を当て込んだボートが朝から夕方まで待っているので値段交渉をしたのちに船を湖面へ滑らせます。

2013年6月24日月曜日

しのびよる獅子

ナクルロッジは丘の上だし部屋も山小屋風でしっかり作ってありますので、マサイマラでテント泊しているときのように獣達が行う夜間のコミュニケーションは就寝中には聞こえてきません。

でも翌朝ロッジを出て左折したすぐの道路上にライオンの群れが居座り、交通を妨害していました。立派なタテガミの雄が2頭。声は聞こえなかったけど、すぐ隣で君らも寝ていたんだね、僕達といっしょに。

2013年6月23日日曜日

泣かないで、ナクル

増水の影響で最近ではフラミンゴの姿はめっきり減りました。この朝はオオフラミンゴ(色が薄いのが特徴)が17羽いただけでした。

餌であるプランクトンがナクルに戻って来ない限り、彼らはこの周囲に点在するボゴリアなど他の湖をふらふら渡り歩くことをやめないでしょう。シロサイは未だにたくさんいますからナクル湖を観光ルートから外す理由はないんですけどね。

2013年6月17日月曜日

ナクル②

レイクナクルロッジの建つ丘から湖に向かって降りていくと、かつては草原だった場所は水面下に没していました。湖畔に近づくための新設された道路があります。アルカリ性の水が浸食しているので木々も枯れ始めていました。

ナクル湖はケニアでは珍しく360度フェンスで囲まれている公園なので、動物達は陸地が減ったにも関わらずどこへ行くこともできません。

2013年6月16日日曜日

ナクル拡大

次にびっくりしたのはナクル湖の水位の高さ。もう膨張どころじゃなく爆発中って感じです。

水没してしまった道路が多いので、公園内を移動する際には回り道をしたり余計な時間がかかります。以前のように湖畔に車を乗りつけての散歩は不可能になっています。

2013年6月15日土曜日

もやもや②

こちらが気球からの風景。太陽の光が空気中の煙に反射してしまってすっきりしませんね。

地上の動物様は普通にいて、ゾウやダチョウ、川べりで寝そべるライオンなど見られました。特にバッファローの大群が大きな円を描くように散らばっている様子は空から見て初めて分かるもの。本によると母親や子牛は円の中央部に集まるし、雄は円の周囲をガードするそうなのですが、そういう知識があると何となくそのように見えてくるのが不思議でした。

2013年6月14日金曜日

もやもやマサイマラ

んで、ヌーの群れ以外に驚きの発見が今回はありました。

一つ目はタンザニアの野焼きのひどさです。マサイマラから地続きになっているセレンゲティでは2年前から盛大な野焼きをするようになりました。ご丁寧にも国境に沿って、またヌーが移動する6月に行います。現場を私は今回初めて見たのですが想像以上でした。大気中には始終煙が立ち込めているので朝日が美しくありません。バルーンに乗っても遠くの景色はガスがかかったようでした。

ケニアのサファリ関係者は口を揃えて「タンザニアはヌーを囲い込んで観光資源として利用しようとしている」と不快感を示していますが、私も同じ意見です。

2013年6月13日木曜日

霧がはれたなら

東側ではバルーンサファリに参加して空からヌーを探しました。

飛行時間は約1時間、高度差は地表から最大で300メートル、カバーした距離は南西に15キロほどでした。朝もやが草原に低く垂れ込める様子は初めて見たし、とても美しいものでした。肝心のヌーはもっと南のサンド川方面に集まっているらしく、空からもその姿は確認できませんでした。風に吹かれてタンザニア国境まで飛ばされたら良かったのですが。

2013年6月12日水曜日

シマウマまだか

おとといマサイマラから戻ってきました。

北のムパタからトランスマラを縦断して、南のマラブリッジ経由で東マラまで走りましたがヌーの姿は見かけませんでした。

写真はキーコロックの近くの草原にいた群れ。大移動に参加しなかった「残留組」と思われます。

2013年6月4日火曜日

ずいぶんゼブラ

そういえば先月の始めにガバナーズのドライバーにマサイマラの南端まで連れて行ってもらったとき、シマウマの群れを結構な数見かけました。毎年タンザニアから大挙押し寄せるヌーの群れの先遣隊を務める彼らですから、今年の大移動も予定通り進んでいるような感じを受けました。

マサイマラでは特に北部のフィグツリー周辺の野焼きがうまく行ったようで、空から見ると新鮮な草が視界いっぱいに広がっていました。この草をヌーが食べに来るのは8月になるのか、はたまた9月までずれ込むのか。2泊しかできない日本人には大問題なのです。

2013年6月3日月曜日

VIVAビビンバ②

一方、残念なのは機内食。エコノミーのくせにごたごた言うなと突っ込まれそうですが、見かけも味も同じアライアンスであるケニア航空と大差ありません。

それでもビビンバを選べる時はまだましです。食べ慣れた味なので。ビビンバが売り切れか、あるいは2食目で魚かビーフしかチョイスがないときは辛いです。どんなにまずくても塩を振れば喉を通りますが、その塩も胡椒もついてないのです。ミールはパスしてスナックとして積んである辛ラーメン食べるほうがいいかもしれませんよ。

2013年6月2日日曜日

VIVAビビンバ

先月、2週間ほど日本へ戻りました。利用便は最も安かったソウル経由の大韓航空。

昨年の6月に週3便でスタートしたときはジャンボジェットを使っていましたが、今回乗ってみると新型のエアバスでした。エンタテインメントはオンデマンドで日本語字幕つき映画も10本以上あり、CAさんも日本語のあいさつができます。搭乗後に私が思いついた宣伝文句は、

「ケニアに行こう!(ほぼ)日系航空会社のコリアンエアーで」

です。異論はあるでしょうが、昨年KEが張った以下のキャンペーン文句よりはずっとましだと思います。すぐにケニア人からクレームがついて削除することになったのですが。

「コリアンエアーでナイロビへ!大草原やサファリ、そして原始的な熱気に溢れる先住民があなたを待っています」